私としては是も非も無く思っていたのだが、解放のニュースと同時に、学生時代から20年以上来の付き合いの友人が親の仇のように鳩で呟き始めた。

おいおい言い過ぎじゃねえのか保守速報までRTしてるぞどうした? とやんわり窘めたところ、一気に舌鋒がこちらに向いた。要約するとこうだ。

「いつも自民党叩きを頑張るマスゴミが奴を叩かないのは同じ穴のムジナだからだ。だから俺はマスコミの代わりに奴を叩いている。叩く事で奴から情報を買うであろうマスゴミどもも叩ける。俺は正義だ。俺は民意だ。俺は世間の義憤を執行しているだけだ。だから何言っても何をしてもいい。」

唖然とした。

一般に叩きの理由と言われている「安田氏本人が唱えた自己責任論」や、「血税ガー」「詐欺師ガー」という文言は一切無かったのだ。

あったのは、「大手マスコミ及び安田氏への明確な害意」「肥大化した自己正義」「インターネット視野狭窄」だ。

もう、醜さと、友人の変貌ぶりに何も言えなかった。

ただただ悲しかった。

 

今、その友人との今後の付き合いを見直しを検討している。