先日、ぶらり散歩をしていたところ、一時期ネットで話題になっていた社民党のポスター「強い国よりやさしい国」を発見した。

崩壊した福島第一原発を写真に起用した意欲作ではあるが、どう見てもアウト。

構成的に、原発:強い国、脱原発:やさしい国、を見せたいんだろうけど、写真のインパクトが強すぎて、「社民党の目指すやさしい国=崩壊した福島原発社屋並の暗黒社会」としか見えない。売国だとか外患誘致しているとかそういう与太は置いておいても、見ている人に震災のマイナスイメージを相乗して自政党に与えるというのはマゾなのかなんなのか。

隣にあった小沢一郎総統閣下の、「なぜか満面の笑みを湛えているため暗黒オーラ満点」ポスターのイメージすら薄れるほど。
小沢一郎総統閣下は神に近付いているとは言え、所詮人間の範疇を脱することには成功していない。原発事故には敵わないのだ。

いくら選挙に自爆テロ目的で参加するとは言え、震災の負の象徴を掲げて進む社民党は、まだ影響下が続く地域や復興しきれてない地域に喧嘩売ってるとしか思えない。