先週IRCで「東京でパンダでも見に行こうか」と話していた所、北海道の某dooomさんが
「東京暑いし、・・・岩手の温泉で7/16暑気払いしよう」と言い出した。
「え?え?マジ?決定?」と言うと「温泉宿決まったら確定」。

ということで
1:花巻空港から近い
2:わんこそばとか名物が食える店が近くにある
の条件から花巻温泉郷をチョイス。

ここからが本当の地獄でした。
実際に宿探し開始したのが連休前の7/12日。もうあらかたの有名所やネット予約できるトコは全滅。
コマ目に電話でしか予約できない台温泉を探します。

連絡開始して8軒目「冨手旅館」でようやく予約Get。NHKで放送されたこともある台温泉はじまりの宿です。
料金は一泊二日で6000円。しかも、それが最上位プラン。

宿が決まった所でまたも問題発生。
よくわからないけど千歳→花巻間の飛行機が満席。急遽往路は8H電車の旅になった様子。
こちらから行くと仮定すると、北上~盛岡:電車、盛岡~青森:新幹線、青森~札幌:夜行、がベストか。金曜夜出発なら1泊3日と考えれば意外にいいかも?

さて、なし崩しで決まった温泉旅行。
連休初日16日は絶好の真夏日。34度とか、当初目的の暑気払いとか関係なくね?という状態である。迎えに花巻駅まで行かねばならないが、なんという暑さよ! 部屋のクーラーまで後退したい気持ちを抑え一路花巻駅へ。

到着は14:53。駅前で待つと・・・来ました。グラサン+緑のアロハの、まるで後ろ暗い薬品販売に手を染めてそうな男が。
正直ドン引きです。

しょうがないので合流し、一路台温泉へ。
さて、目的の冨手旅館、傍目から見るとボロい。しかし、HP等を見ると数年前にリフォームしたとかなんとか。
入ってみるとボロいが人はいる。話しかけてみると、電話応対してくれた無愛想なおばさん・・・。暑いのはわかるが、愛想良くできないもんか、と思ったが、案内してくれた当初の部屋は従業員使用中で隣のちょと放置気味だった部屋に案内されたりすると、なんだかサービス的に気にしないように。

アメニティ無しですが、お互いこのような事態を想定しタオル有りw。
2Fの風通しはそんなに良くない謎の虫の鳴き声がする眺めの良い部屋でした。リフォームしたというのは嘘でないらしく、なぜか壁だけ妙に新しい。

まあ、気を取り直して温泉へ。ここは共同源泉と自噴温泉の2つの風呂があり、両方共単純硫黄泉で半地下の浴場に入るとぷーんと硫黄の匂い。
前情報どおり、2つある浴槽は狭く、そしてクソ熱い。蛇口から水を入れて温くして入ります。
そうでもしねーと熱すぎる。特に自噴の方が激しく熱い。気温36度下でも非常に熱い。しかし、慣れてくるとピリピリした感じがまた心地よい。狭い割に深めの風呂も、またいい感じ。

風呂から上がると、滝のような汗。
拭いても拭いても汗。熱い風呂に入ったのに外も暑い。

しばらく、部屋でごろりと横になり暑さと汗に耐えていると・・・来た! 汗が引いて、えもいわれぬ清涼感! そのままなし崩しに男二人ゴロ寝。

つづく