細々と昨年末始めた新生FF14ですが、思ったよりゲームしています。や、比較対象が根性版とも言われる旧FF14なのですが・・・。
コアシステムは明らかに旧FF14なので、ぶっちゃけ不便です。今時これはねーよ! と叫んでしまう「痒い所に手が届かないばかりかストレスが溜まるUI」は健在。

ある意味FF14らしい。

グラフィックは良く「綺麗」や「最高品質」等言われますが、「2007年リリースで既にサービス終了したVanguard Saga of Heros」並。

特にテクスチャの細かい表現は苦手としていて、一枚板が意外に目立ちます。その反面、鮮やかな色遣いは昨今の韓国産MMOをインスパイアしたのか明るくメリハリのある好印象。
良くGuildwars2と引き合いに出される事がありますが、ギミック戦闘及びフィールドイベントはRIFTの超劣化パクリ。まあ、それはGW2にも言えることですが。劣化させたことで、適当に参加しやすくなったのはいい事だと思われます。敢えて褒めるのならば。
特筆すべき現在動いているMMO中で随一と思われる物ゲームの軽さ、Loadingの少なさ。これだけは群を抜いているが、PSで動かす事を前提で基幹が組まれているのならば・・・と納得するところもある。
ノーマルダンジョンが4人で少ないな、と思ってはいましたがFF3までは4人Grpだったよな、と気付いたり、Full Grpがなぜ8人なのかは吉田P氏のマストMMOだったDaocからの引用なのでは、と思ったり。

ギミック戦闘は日本では賛否あるとは思うのだが、海外では既に枯れ切ったシステムであり、それを思い切って黒船輸入してきたというのは素晴らしい。

FFシリーズのナンバリングタイトルとしては、かなりオリジナリティが弱いのがちょっとダルい。

今までのFF世界設定をミキサーに欠けて、ゲロもといアレンジしたものを「新生FF14でござい(ドヤッ」とやっているようにしか見えないのだ。

 

ただ、古いFFファンには、懐古とも言えるフレーバーをこれでもか、とブツけてくるのには、さすがに降参。
それから、ややクドいがクエストやムービーの見せ方やドラマチック性については売りとして機能しているように思える。

FF11から続くシナリオ・クエストの見せ方を継承しつつ、第二世代初期のMMOに最新MMO要素をぶっこんでごった煮にしたMMOという感想。

吉田P氏のファンメイドのPvE中心Daoc2と言えなくもないか。