#PanDagruel

Month: 3月 2013

ダークサイドEDH

週末EDH。
yngkさんが「対戦者が思わず座り小便を漏らす程のデッキ」を作成した、ということでgkbrしながら臨みました。

今回はワタシもヴェラを調整して出したので、あざみやらあざみやらシャルムやウーナらが跳梁跋扈するガチ世界に変貌(‘A’)。おかげで一戦30分とかで回りまくります。皆結構いいペースで参加してきますが、圧倒的暴力を誇るyngkとかyassyさんに勝てません。さすが汚いY。
そんなこんなで最終戦(あざみ、ウーナ、何か)でワタシのヴェラを加えて全員青入りという中、多少プレイングミスもありましたが、瀉血で削って後ターンにヴェラ+複製の儀式で勝利! 強ジェネラル内の接近戦を制することができました。
終了3時半でしたが、その後にデッキ添削とかもやってもらいガチな戦いで勝てることを認めてもらった気分です。以下感想。

・ヴェラ
今までの私のデッキにありがちな遊び要素を完全に捨てて、コンボ、サーチ、ドロー、カードアドバンテージしか入ってません。wishまで入れてサイドボードまで組んでました。最終的にジェネラルコンボで勝てたのは嬉しかったですが、ガン積みしたはずのサーチ、ドローがまったく引けなかったのは痛恨の極み。

・青
極論「強い」。もうそれしか言えないくらい強い。一時「青メタはやめよう」という運動が「青いデッキを使う人」から出て鎮火した経緯があるが、Boilとかはともかく、致命的な青メタ以外は入れてもいいんじゃないか、という思いだ。
今回意外だったのは、強ジェネラルとして有名なあざみが、ボードや手札を弄られるデッキ相手では沈黙してしまう節があることだ。青は強力なドロー等に支えられているため、メタカードではなくメタプレイングでどうにかなる部分があるならば、そちらで対応するのが現実的か。

・実験してみたこと
「サイクリングをドローカードとして赤単に使用」
上々。ドローに弱い赤単においてアドバンテージを自分だけ取れるのは嬉しい。まあ、元々がクソなので焼け石に水ですが、息切れしにくくなったのは良かったです。

・今後の展望
内輪内において「森林の始原体」は禁止したいなあ。サンダリングタイタンや原始タイタンなんてどうでもいい強さだろ・・・。アレはアカン。

絶望と希望

近日、著作権関係の記事を書いてたら、その波及かわかりませんが、毎週使用しているオンラインMTG対戦ソフトのCockatriceが、著作権関係でWoCより訴えられて敗北した、とのこと。

2/27には公式サイトは終了(精算)し、鯖も閉鎖・・・というのに気付いたのが3/2(‘A’)。

土曜に定期EDHしてた身にはUGAAAAAAAAと悲鳴をあげる程でした。もう終わりか・・・と。しかし、続々と代替サーバの情報が入ったり、鯖プログラムが発見されたりと少し明るい希望が見えてきた感じで一安心。

でも、これからどうなるんだろうな、と不安も。DB更新とかプログラム更新とか。運営は「近いうちに決着つけて復旧するわ」とコメント出しているものの無理っぽいし。
MWSがよくてCockaがダメだったのって、著作権的な意味だと「カード画像配信」ってのが一番だったんだろうね。前々からアウトだと言われてたけど(笑)。今後は、DB配信だけして画像は各自自己責任で、ってMWSスタイルになりそうではある。

ともかく、次のセットまでは延命はしたが・・・どうなるか。

自炊代行について

作家側が実質勝利→自炊代行は違法だ! というのは少々難しい決着だった。個人的には白黒付けてもらった方が判断付きやすかったと思う。何せ、法廷での法的決着が付かない灰色の勝敗だったからに他ならない。作家側は自炊代行は違法であるという法的勝利を目指したかったんだろうが、代行業者が肩透かしを食らわせたように思える。これは代行業者の浄瑠璃道理で表向きは作家勝利だが、灰色の結論に導かれてしまったことで事実上敗北しているのが趣深い。

で、議論の大筋が著作権法上における「複製権」。この解釈についての対立が全てなんですが、詳細は他で調べた方が早いです。
個人的には、うーんアウトかな。本自体の物理的複製ではないが、データ的複製ですからね。問題は、この”個人的に”という「解釈」なんです。
法的な仕事にドップリ漬かってる身とすると、この「解釈」によって事例が二転三転することもあり、分掌内で各自の「解釈」によって喧々諤々な議論が起きます。色々見ると、自炊代行について法律家の中でもこの「解釈」で適法だというものも居れば違法だというものもいるということで、なんともかんとも。

なお、作家出版側も泣き所はあります。ただでさえ本を買う人読む人が減少し、今電子書籍ブームが来ている今、電子書籍の延長上、原点でもある自炊を違法化、否定させると、下手すると各社で取り組んでいる電子書籍についても「それどうなん?」って事にも成りかねない可能性もある。自炊及び代行は違法であるとドヤ顔した判決が電子書籍へのグレー判断になる・・・というのは避けたいんじゃないかと。そうなると、作家側にもいい落とし所だったのか、と思えてきます。

・・・と長くなったが、結局ワタシはどうしようかな、と考えると、本に関して今はかなり負のスパイラル。

蔵書の電子書籍版欲しい→出ていないので死蔵→新刊出ても電子書籍版出ない→買わない、でどん詰まり。死蔵分はスペース取るばかりだし、アウトだと「解釈」していても、本棚スペースを開けることでリソース増加が見込めるならば、とやってみてもいいかもしれん・・・かなあ?

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